FXや投資を始めると、必ず目にする2大チャートツール
「TradingView(トレーディングビュー)」と
「MT4(メタトレーダー4)」。
「結局、どっちを使えば勝てるの?」
「TradingViewが良いって聞くけど、MT4から乗り換える価値はある?」
と悩んでいませんか?
結論から言うと、現代の個人トレーダーが最速で環境認識を極め、スマートにトレードするならTradingViewが圧倒的におすすめです。
また、TradingViewの「有料版」と「無料版」との違いも気になるところだと思います。
本記事では、TradingViewを1年間毎日使い倒した筆者が、実際に感じたリアルなメリット・デメリット、そしてプロも実践している「良いとこ取りの併用スタイル」まで、忖度なしで徹底比較します!
TradingView 有料版と無料版の違い
TradingViewの有料版と無料版を比較として、チャートの画面分割数、インジケーター表示数、アラート機能数の違いがあります。
| 機能 | 無料 (Basic) | Essential | Plus | Premium |
|---|---|---|---|---|
| チャート分割数 | 1画面 | 最大2画面 | 最大4画面 | 最大8画面 |
| インジケーター表示数 | 3個まで | 5個まで | 10個まで | 25個まで |
| アラート設定数 | 1個 | 最大20個 | 最大100個 | 最大400個 |
| 出来高プロファイル | 使用不可 | 使用可 | 使用可 | 使用可 |
また、有料版では下記の機能を使用可能です。
- リプレイ機能:無料版は日足以上、有料版は加えて下位足(4時間足、5分足など)のリプレイが可能。
下位足で本番さながらの過去検証が出来るため、これを目的に有料版にする人が一番多いと言っても過言ではない超重要機能です。
- チャートレイアウトの保存数:無料版は1つ、有料版は複数のレイアウトが保存可能です。
「スキャルピング用(短期インジケーター配置)」「スイングトレード用」「通貨強弱チェック用」など、手法や監視する市場に合わせて、自分好みの画面セットを何パターンもストックできるメリットがあります。
- 出来高プロファイル:出来高プロファイルは「どの価格帯で売買が集中したのか」を画面横のヒストグラムで表示するインジケーターです。
サポート・レジスタンス分析や押し目買い・戻り売りの根拠に加えることでその威力が発揮されます。

Tradingview 公式サイトにて、他の有料版機能が確認できます。↓
TradingView 使ってみて分かったメリット
世界中のユーザーが作るインジケーターが使える
世界中のトレーダーが支持するインジケーターを検索して1クリックで即追加可能です。
下記はインジケーターの一例です。
- スクイーズモメンタム(Squeeze Momentum):
TradingView内でお気に入り登録数No.1クラスの伝説的インジケーター。
ボリンジャーバンドとケルトナーチャンネルを組み合わせ、市場のボラティリティとトレンドの勢いを同時に視覚化するインジケーター

- スーパートレンド
ATRをベースにした、ボラティリティ連動型のトレンドフォロー系テクニカル指標。
価格の上下に表示されるラインの色(緑:上昇、赤:下降)でトレンド方向を視覚的に判断でき、売買シグナルやストップの目安として活用されます。

- Smart Money Concepts
機関投資家や大口投資家(スマートマネー)の資金の動きをチャート上に自動で可視化するテクニカルツール

- エリオット波動自動描画、通貨強弱、ZigZag、MTF MACDインジケーターなど
(画像は通貨強弱インジケーター)

オリジナルインジケーターが作成可能
Pineスクリプトというコードを使えば、オリジナルのインジケーターを開発できます。プログラミングの知識がなくても、ChatGPTに依頼して作成することが可能です。
・一例として、オリジナルインジケーターの紹介です。
現値に対し、フィボナッチの38.2% ~61.8% のゾーンが表示されます。
・例えば、短期平均線20EMA 50EMAが下にある場合、下落トレンドと判断、赤くゾーン表示されます。
上にある場合、上昇トレンドとして緑色に表示されます。
他の指標と併せて、押し目・戻り目の状況判断に使用します。
(20EMA 50EMAは説明のため、表示させています。)

アラート機能が有能(複合条件設定可能)
TradingViewのアラート機能は、指定した価格の到達時はもちろん、
下記の条件でもアラート鳴らすことが可能です。
- 描画ツール(水平ライン、トレンドライン、フィボナッチ等)の条件を満たした際
- インジケーターの条件達成時(例:MACDのゴールデンクロス、RSIの30割れ・70超えなど)
サーバー側アラートなのでPCを閉じていても通知が来るのが最大の強みです。
スマホへのプッシュ通知も即時届きます。
(MT4で24時間LINEやメールにアラートを飛ばそうとすると、PCを常時起動しておくか、有料のVPS(仮想デスクトップ)を契約してソフトを起動し続ける必要があります。)
画面が見やすく、複数チャート分析がしやすい
例:米国債利回り、ドルインデックス、円インデックス、原油先物、S&P先物、豪ドル/円ペアを並べたチャートを1画面に並べて相場全体を俯瞰できるのは大きなアドバンテージです。
(4時間足:5/17~6/1)

スマホでも同じ環境を見ることができる
PCで分析して引いたライン、書き込んだメモ、配置したアイコンが、スマホを開いた瞬間に全く同じ位置に表示されます。
PC版のカスタムインジケーター:Squeeze Momentumなども、PCと同様に表示できます。
TradingView デメリット
TradingViewで複数チャート・複数ウィンドウ取引画面を同時に開く使い方をする場合、古いPCやメモリの少ないPCでは重く感じることがあります。
ただし、Core i5/Ryzen 5以上・メモリ16GB・SSD(256GBまたは512GB以上)クラスのPCであれば、一般的なFX用途ではかなり快適に使いやすいです。
(価格帯(2026年時点):ノートPCならおおむね9万〜14万円前後、デスクトップPCなら8万〜13万円前後)
※ただし、 「TradingViewデスクトップアプリ版(無料)を使うと大幅に軽減する」とされています。
MT4のメリット・デメリット
メリット
- 動作が軽い
- 自動売買(EA)に強い: 世界中のプログラマーが開発したEA(自動売買システム)を組み込めるのは最大のメリットです
デメリット
デザインは一昔前のものという意見もあり。
また、Macで動かすには工夫が必要だったり、スマホとPCの設定が同期されなかったりと、現代の利便性には欠ける部分があります。
TradingViewと MT4の比較
| 特徴 | TradingView (推奨) | MT4 (特定層に人気) |
| 主な用途 | 高度なチャート分析・環境認識 | 実際の注文・自動売買(EA) |
| 操作性 | 直感的でデザインも綺麗 | 慣れが必要(やや古風) |
| 同期 | 完璧(全デバイス共通) | デバイス毎に設定が必要 |
| 資産クラス | 全世界(株・為替・仮想通貨・他) | 業者が提供する銘柄のみ |
| 強み | スマホ1台でもプロ級の分析が可能 | 動作の軽さ、不変のインフラ、 自動売買(EA)の豊富さ |
最強の併用スタイル
TradingViewで分析・環境認識・シナリオ作成↓
エントリーの瞬間だけMT4で発注
というスタイルを多くのプロが実践しています。
ただし、最近はTradingViewから直接注文できる業者も増えているため、
将来的にTradingView単独で完結させる人もさらに増えるでしょう。
まとめ
MT4は「発注実行機+EA運用機」として今なお最強クラスです。
しかし、スマホやタブレットを活用し、日常生活の中で高度な分析をしたい現代のトレーダーには、TradingViewの快適さと柔軟性が圧倒的にフィットします。
チャート分析の質は、トレード成績とメンタルに直結します。
TradingViewは基本機能なら無料で十分使えます。
まずはアカウントを作成して、その美しい画面とPC・スマホのシームレスな同期を体感してみてください。
あなたのトレード環境が、間違いなく次のステージに上がります。
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