5月6日のドル円は、商いが薄くなった13時頃に介入とみられる動きがあり、157.94円の高値から155円付近まで急落。
直近安値155.6円台を切り下げました。
その後は買戻しが入り、ロンドン時間以降は156.7円台〜155.8円台のレンジ相場で推移しています。
本稿では「なぜドル円が下がらないのか」「イラン情勢の市場への影響」「今後のドル円見通し」を報道ベースで整理します。
ドル円の現在地(5月7日NY時間時点)

ドル円日足
ドル円は156.7円台~155.8円のレンジで動いています。
フィスコでは 「介入警戒が残るため156円台後半でドル買い・円売りが弱まっている」 と指摘しています。(6日19時公開の記事)
なぜドル円は下がらないのか?
ロイター通信は 「米国とイランの合意期待を背景にドルが主要通貨に対して下落し、原油価格も大きく低下した」 と報じました。
ドル安でもドル円が下げ渋る背景について、
外為どっとコムは 「日米金利差や日本の財政状況といった構造的な円売り材料が依然として根強い」 と分析しています。
今後の見通し(5月7日)
米イランの終戦合意による値動きに注意
外為どっとこむは 「米国とイラン間の終戦合意に関する報道の内容が錯綜する中、ドル円相場は介入警戒感と根強い円売り需要の間で荒い値動きとなっている」 と指摘しました。(6日NY時間)
引き続き中東情勢・円売りの動向には注意が必要であると考えられます。
介入警戒
市場では、介入効果は長期的には持続しないとの見方がある一方で、追加介入への警戒感が一段と強まっています。(FNNプライムオンライン)
・テレ朝系報道 では 「流動性が薄い連休期間中に、介入への警戒ラインを160円から157円台に引き下げたいのでは」 との分析を紹介しています。
・みんかぶFXでは 「市場が再度の介入意識している場合、連休明けに日本のトレーダーに円買いを促す可能性があり、重要なサポート水準である153円まで円高が進む可能性もある」 「ただし、あくまで短期的な動きで、根本的に円安の流れに変化が出るとは見ていない。 」 と併せて伝えています。
まとめ
ドル安でもドル円が下がらない理由について、「日米金利差や日本の財政状況といった構造的な円安要因」 「中東情勢停戦期待→リスクオン株高→円売り」など円安の材料が依然として根強いことが指摘されています。
現在、ドル円は「中東情勢(特に米イラン合意の行方)」「介入警戒感」「根強い円売り需要」の間で方向感に欠ける展開となっています。
短期的には157円台後半での介入警戒が続きやすく、材料次第で荒い値動きが続くことが予想されます。
中東情勢の進展と、日本の当局動向を注視しながら、柔軟に対応したい局面です。
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