今回の日銀会合では、4月の利上げは見送られ、政策金利が据え置かれる見方が基本線です。外為どっとコムによると市場の予想確立は約97%と伝えられています。
そのため、最大の注目点は、植田総裁が今後の利上げに対して「前向き(タカ派)」な発言をするのか、あるいは「慎重(ハト派)」な姿勢を示すのかという点に注目が置かれています。
また、植田総裁の会見がハト派と受け取られドル円が160円台に急伸した場合の介入警戒を伝える見方があります。
予定時間(目安)
- 11:30〜13:00ごろ 日銀金融政策決定会合の結果、声明、展望レポート公表
- 15:30ごろ以降 植田総裁会見
媒体ごとの見方の違い
植田総裁会見 に対する各媒体の見方は以下のように整理できます。
Reuters
Reuters は、日銀が早ければ6月にも利上げ余地を残す可能性があると報じています。
背景には、中東情勢によるエネルギー価格上昇が、物価上振れリスクを強める可能性があるためです。
しかし一方、原油高は物価を押し上げる一方で、日本経済への下押し要因にもなり 、 そこに利上げまで重なれば景気への負担が増える可能性があるため、日銀は利上げ余地を残しつつも、慎重に判断せざるを得ないという状況も報じています。
Bloomberg
Bloombergは、円が過去に介入を招いた水準に近づいており、植田総裁にとって難しいコミュニケーション局面になると報じていおり、
次回以降の利上げに関して植田総裁が次回以降の利上げ余地をどこまで示せるかが円相場の反応を左右する可能性があると伝えています。
・慎重すぎる発言になれば、市場に「日銀はまだ動かない」と受け止められ、円売りにつながる可能性があります。
外為どっとコム
会見内容が慎重(ハト派)と受け取られ、円安が加速して1ドル=160円台に乗せるような展開になれば、政府・日銀によるレートチェックや実弾介入への警戒感が高まることを指摘しています。
背景には、2024年の ゴールデンウィーク期間中にも、日銀会合後の円安進行に合わせて介入が行われた経緯があります。
外為どっとコムは、2024年4月29日に160円台突破後の介入、さらに5月1日の追加介入があったと整理しています。
オプションの厚いレート
ドル円が急変した場合は、オプションの厚いレートも参考になります。
オプションが厚いレートは止まりやすい・吸い寄せられやすい・抜けると走りやすい価格帯として意識されます。
ただし、必ず反発するわけでは無いので、レートに到達したあと反発するか、定着するかの参考として見るのが良さそうです。
- 160.64円 160円突破後の次の抵抗帯
- 160.00円 上方向の大きな節目。介入警戒も重なる
- 159.36円 現在地に近い攻防ライン
- 158.73円 下方向の目先サポート候補
- 158.10円 もう一段下のサポート候補
- 157.48円 大きく円高に振れた場合の次の意識帯
- 156.25円 大きめの下振れ時の意識帯
※投資の最終判断はご自身で。 自己責任でお願いします。
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