ドル円、155.57円まで急落 介入観測で大幅下落
4月30日のロンドン時間、ドル円は一時160.72円まで上昇した後、21:00時にかけて155.57円まで急落しました。
片山さつき財務相による強力な牽制発言から数時間後のことであり、日本当局が為替市場に介入したとの観測が広がりました。
日本経済新聞は政府関係者の話として 介入の事実を認めたと報じました。
日本時間24時ドル円は156.68円で推移
NY市場での米指標は強弱混在となりました。
また、 追加介入への警戒も強く、156円後半まで戻したものの、上値が重い展開となりました。
- 新規失業保険申請件数:18.9万件 →予想21.5万件 を大きく下回る。(ドル買い要因)
- シカゴPMI:49.2 →予想54.8を下回り、景況の分岐点である50を下回る (ドル売り要因)
中期見通し
「中期的に見て、原油高と日銀の慎重な金融政策姿勢が円高を抑制する一方、日米金利差縮小期待から緩やかなドル円低下基調は正当化される」との指摘があります。(UBS)
他方、bloombergの分析では
- 高いエネルギー価格や日本の実質金利が大幅なマイナス圏にあること
- ドル需要が強いこと
それらをを踏まえると 、
日本当局がドル・円相場の持続的な下落を期待するのは難しい。
と分析しています 。
短期見通し (5月連休中)
みんかぶFXは記事で「来週の大型連休中は円を売りづらくなる」と指摘しました。
bloombergでは、「2022年と2024年の日銀の介入を振り返り、介入は複数回にわたる必要があった」と指摘。
さらに、「介入に米国が関与すれば、より強力なシグナルと投機筋に受け止められる可能性がある。」
と述べており、追加介入の警戒感が短期的な上値抑制要因と考えられます。
片山財務相は連休中も「24時間対応」とし、日米連携を強化する姿勢を強調しています。
投機的な円安進行に対しては「行動するときは行動する」と強い牽制を続けています。
テクニカル分析
Reutersなどが指摘する一目均衡表の雲下限が156.00円付近に位置しており、
短期は156円台を維持できるかどうかが最も重要なポイントになると見られます。
日足

4時間足

上値・下値目安
上値
160円台 介入警戒が強く上値重い
159.36円 一目均衡表(4時間足)の雲上限、オプション帯
157.83円 ピボット付近、・一目均衡表(4時間足)の雲下限
157円 一目均衡表(15分足)の雲下限
下値
156.26~156.00円 一目均衡表(日足)雲下限
155.50 介入後に反発起点
155.00円 200日移動平均線付近
154.5円 S1(第1サポート)
予想短期レンジ短期(5月1日~連休中):154.5〜159.00円
連休中の取引は流動性が低下しやすく、急な動きが出やすい点に注意が必要です。
テクニカルでは156円台割れとなると、200日線(155円近辺)に向けた下押し圧力が強まる可能性があります。
一方、156円台をしっかり回復できれば、介入警戒を背景にレンジ相場へ移行するシナリオも想定されます。
※投資の最終判断はご自身で。 自己責任でお願いします。
広告:ブログで使用しているツールです


コメント